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組織の体質は経営者の在りかたが投影する

3月に入りました。皆さんいかがお過ごしですか。

新年度を迎え、人事異動や新入社員も入ってくる季節です。

最近はリカレント教育やリスキリング、人的資本経営となどと言って
人材育成の重要性が問われています。

人材育成は単発で行うものではなく、長期計画に基づいて行うものだと
私は考えています。

経営戦略を立てられる企業は多くありますが、人材育成を戦略的に考えている企業は少ないですね。

人材育成も企業ビジョンに合わせて、企業の成長に合わせた教育プログラムの設計が必要です。

ここで忘れてはいけないのは、土台の部分。
人間性、人格形成です。

企業は人なりと言いながらも、この部分の教育は行っていないのが現実でしょう。
人間性、人格形成の教育は難しく簡単にはできないからです。

なぜなら、親が子供の教育をするのと同じように、経営者や上司の人間性、人格が投影されるからです。

つまり、経営者や上司となる人間が、自分自身の人間性を磨くトレーニングをしていないからです。

この部分は、知識や技術のように言葉で教えられるものではなく、
その人の言葉、立ち振る舞いに現れるからです。

子供は親の言うことは聞きませんが、親がするとおりの行動をします。
これは企業においても同じとが言えます。

企業では、経営者がどんな考えを持っているかで
社員の人材育成方法が変わります。

企業の人材育成を戦略的に考えるならば

まず、どんな人間にま欲しいかを明確にすることです。

私は人材育成のマトリックスをつくるところから始めることをお勧めしています。
1~3年目までに身につけてほしい知識や技術。役職が付いたときに身につけてほしい知識や技術など
現状考えられるところを書き出していく事です。

中小企業は人数が少ないので、身につけてほしい内容も時間も限られるので
戦略的に考えなければ思う人材は育たないでしょう。

そして最も重要なのが、経営者自らが自分の人格を磨くこと、
人間性を高めるところからがスタートです。

社員や組織は経営者の人格の投影です。
特に自分の中の負の部分が現れます。

それを部下のせいにしていると上手くいきません。
まずは経営者や上司となる自分から学ぶことが大切です。

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