Contents
なぜ、自分でやったほうが早い…と思ってしまうのか?
仕事ができる人ほど、部下を育てることに悩む傾向にあります。
教えても思うように育たない、自分でやったほうが早い…。
そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?
実は、「できる人」と「育てる人」の間には、目に見えない“壁”があるのです。
そしてこの壁を越えることが、真のリーダーへの第一歩です。
「できる人」が育成でつまずく理由
できる人ほど──
- 自分のやり方に自信を持っている
- 仕事が速く、正確にこなせる
- 成果や効率を重視する
といった強みを持っています。
しかしその一方で──
- 人に任せるのが不安
- 待つことができない
- 相手の“できない理由”が理解できない
という状態に陥ってしまうことも多いのです。
責任感やプロ意識が強い人ほど、
「クオリティが下がるのでは…」「自分と同じレベルでやってほしい」
という期待値の高さが、育成の妨げになることもあります。
育成のカギは、“できる”を言語化できるかどうか
人の成長は、
- 知らない →
- 知っているけどできない →
- 意識すればできる →
- 無意識にできる
という段階をたどります。
多くの“できる人”は、すでに「無意識にできる」段階にいます。
ですが、その状態では他人に伝えることが難しくなります。
育てる人になるためには、
「自分の当たり前」を言語化し直す力が求められます。
育成視点”への切り替えがすべてを変える
育成に必要なのは、「できる力」ではなく、
“できることを伝える力”です。
そしてそのためには、以下の3つの視点が欠かせません:
- 見る(相手の努力や変化に気づく)
- 伝える(プロセスを言語化して伝える)
- 任せる(結果を焦らず信じて見守る)
これらを意識するだけでも、
部下の意欲・行動・成長に確かな変化が生まれます。
この続きを読みたい方へ
でも実際には──
- 「どこまで任せていいのか?」
- 「どう伝えれば動いてくれるのか?」
- 「成果主義の中で育成にどう向き合うべきか?」
そんな悩みや迷いは、現場で日々つきません。
note有料パートでは、次の3つの視点をより深く掘り下げています:
- 教えると引き出すは両輪
- プロセスの言語化と再現性
- 任せることが育てること
「わかっているつもり」「伝えているつもり」──
そんな思い込みを外し、
“育てる人”に本当に必要な関わり方とは何か?を一緒に見直していきましょう。